"GENKI"発足趣意

 毎日を元気に暮らすこと、病気の時に安心して医療を受けられることは誰もの願いです。この会は、言葉・文化の違いや日本の健康保険制度などが壁になって、医療サービスを受けることが難しい人たちがいることを知ったのが出発点です。
 約200名の滞日外国人の方が、98年度に「川口保健所」と「外国人119ネットワーク」が行った健康相談会を利用し、レントゲン、血液検査、医師との相談を受けました。その呼びかけは限られた人を介してのものでしたが、相談を希望する人たちは多く、このような機会がまだまだ必要なことがわかりました。検査の結果、健康上の問題点をみつけるきっかけとなり、受診につなげることができました。
 そればかりでなく、これを支える医療関係者や通訳スタッフや滞日外国人の各コミュニティーリーダーの協力が得られることがわかりました。
 そこで、これまでの健康相談会のスタッフが中心となって、「埼玉健康相談ネットワーク"GENKI"」をつくることにしました。

"GENKI"の活動内容
1)滞日外国人に対する健康相談会の実施
2)滞日外国人に対する医療情報の収集、調査、研究
3)上記の情報の提供

呼びかけ人
渋谷次郎、大熊肇、金沢さだこ、礒貝瑞、礒田尚代、マックファーレン恵、林田カルメン、平野詩子、森島寿美、小塚恵子

年会費
1,000円/1年間

問い合わせ先(事務局)
埼玉県春日部市中央6-3-15 〒344-0067
Tel:048-733-1617
hajime@tonan.jp